客観的データにより、将来を読み解く②

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前回は、お金と自殺、犯罪の因果関係についてのデータを書きました。今回はその続きを書いていこうと思います。

また日本の介護問題も今後の高齢化により、さらに深刻になってきます。
国会でもさまざまな審議がなされておりますが、今後3人(赤ちゃんや子供含む)に1人が65歳以上となる、超高齢化社会に突入する現実を考えますと非常に大事な問題です。

こちらも今議論されておる、年金の減額や受給繰り伸ばしなど社会保障とも大きく関わってきます。

【全日本民医連】の発表している「所得の格差と健康の格差」によると、所得格差が健康にも影響するという報告をしています。

「要介護になりやすい人は、高所得層に対し、低所得層は5倍にも達する」という報告をしています。

お金が少ないと5倍の確率で要介護になりやすいとのことです。

~下記引用 ※全日本民医連~
「検証の結果、転倒歴、うつ状態の高齢者の割合も低所得層に多いことが分かりました。
 従来、健康は疾病、肥満、飲酒、喫煙などの有無から検討されてきました。しかし、所得など社会経済面が大きな影響を及ぼしています。貧困や格差のある社会が引き起こすストレスやうつなども重視すべきです。」

お金や貯金の不安定さから、ストレスやうつ状態を引き起こし病気を誘発してしまうと同時に、治療費が捻出できず、介護状態に陥ってしまう悪循環になっておるのではないでしょうか。

家族や周囲に迷惑をかけないよう、今から少しずつでも準備はできると思います。

※これらのデータは官公庁ホームページなどで、誰でも自由に回覧できます。

以上のデータや調査でも改めて明らかになったことは、
将来(老後)に向けて、金銭的問題は切実になり、お金の面で厳しくなってくると自殺や犯罪、病気や介護まで引き起こしてしまうということが分かりました。




今のうちから、お金の問題と向き合えば、他人に迷惑をかけず、安全で健康な生活が得られるということが、官公庁の客観的データによって分かります。

最後に・・
PRESIDENT 2012年11.12号の特集で、55歳~74歳の男女1000人を対象に「今、何を後悔していますか?」と尋ねるアンケートを実施した記事が掲載されていました。

専門誌PRESIDENT「お金と暮らし」についてのアンケートで
 1位「もっと貯金しておけば良かった」 
 2位「もっと勉強すればよかった」

そのときになって後悔しないよう、このような人生の諸先輩方が悔やんでいる内容を知り、同じ轍を踏まないよう参考にしてみてはいかがでしょうか。

本日、平成27年4月1日に厚生労働省より発表された、生活保護を受けている世帯は、前の月と比べて、621世帯増え、161万8817世帯でした。
統計を取り始めた1951年以降で最も多くなっています。

このうち、65歳以上の「高齢者世帯」がおよそ76万5700世帯と最も多く、全体の半数近くを占めていました。

自分にも必ず訪れるであろう現実問題として、そのような想像力を持って準備をしておくことが、このような状況を防げると思います。

私たちの国は幸いにして、自分の歩む道は、自分で決めらる自由があります。
老後、どのような状態になっても、たどり着いた道は、若いときに自分で選んだ道です。
良くても悪くても、自分で選んだ道であり、他人のせいにはできません。

自ら学び、克服していくそれらの知恵と知識は、みなさんのくらしに希望と安心を与え、充実した生活を純粋に手伝ってくれるのではないでしょうか。



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