【時代を読み取る経営】

shutterstock_60966694.jpg仕事は、さまざまな業種や職種がありますが、どのような内容でも立派なものであります。

世の中のお役に立ち、誰かがその仕事によって助かってる、究極の助け合いのシステムなのではないでしょうか。

ご相談に来られる方々とお話する中で、お仕事の話題になることが多いのですが、それぞれの難しさや繊細さ、苦労があって都度、関心するばかりです。

なんとなしに街を歩いていても、一生懸命に荷物を運んでいる姿や、笑顔でサービスに応じている姿などを見ますと胸打たれることがあります。

私は経営者として年数を重ねてきましたが、なんだかいつも仕事の事を考えてここまできたように思います。
きっと混迷極まる時代の中で、会社を発展させる為にはそうせざる得なかったのかもしれません。

いま世の中が変化するスピードは早く、常に自分自身が勉強し、向上していかないと会社は簡単に潰れてしまいます。
間違った判断は絶対にできません。
ですから、会社を前進させる為に毎日厳しい判断を常に求められるのです。

「政治はどうなっているのか」
「国際社会はどのような方向に向かっておるのか」
「経済はどのように変化していくのか」
「私たちは社会にどのように貢献していくのか」
など日々分析を当然のこととし、準備と訓練をしておく必要があるのです。

しかしながら、世の中誰しも自分の思い通りにはいかないものです。

ですから時代の流れや潮流を読み取りながら、そのときに最善の判断ができるかによって、経営者として現役続行できるか、退場をせまられるかという現実に直面するのではないでしょうか。

ビジネスの準備をしておる中で、もしかしたら予定より1年早く始めないといけないかもしれません。
それとは逆に予定より1~2年遅らせないといけないかもしれません。

準備中のプロジェクトを白紙に戻さないといけないかもしれません。

まだ途中段階のビジネスを早急にまとめあげ、開始しないといけないかもしれません。

法律が変わったので、予定より早く体制を整えないといけないこともあります。

自分たちの思う予定はありながら、しかしそこに固執していては失敗してしまいます。

自然の潮流や時代の流れには絶対に逆らえないのです。

向かい風の中で全力疾走するよりも、追い風にのってランニングしたほうが楽ですし、体力も続きます。
結果、全力疾走より大きく距離をのばせますし、良いタイムも出ると思います。

これは経営に関しても同じです。
万全の態勢で臨んだとしても逆風ではなかなかビジネスは進まないですし、それとは逆に万全でなくても時代の流れを追い風にして、日々改善しながら進めた方が、はるかに成果が出やすいのです。

仕事は自分たちの計画通りには、なかなかいきません。
本当はそれが一番いいのでしょうが、往々にして「いい環境を整え、気持ちの準備が出来てから、自分のタイミングで」なんていかないのです。

いつだって今あるカードで勝負しなくてはいけませんし、人間は自然の力には勝てないようになっておるのです。
忙しい中、同時進行でいくつも仕事を進めないといけない時期もあります。

これは経営者仲間や先輩経営者など口を揃えているところです。

ですから、そういった厳しい局面を乗り越えられる力を養うため、社員には厳しく指導しないといけない事もありますし、伝え続けなくてはとも思います。

私にとって経営で一番辛いのは、家族、兄弟のように思っている社員を厳しく叱らないといけない事です。

しかしながら、そうすることによって顧客や取引先から
「あの会社はなかなか関心する」
「あそこの会社は信頼できる」
「厳しく教育がいきわたって安心できる」
「良心と善意があり、社会を良くしようと頑張っている」
ということで、皆さまから会社の支持が得られる唯一の術だと思うのです。

準備万端に態勢を整えながら且つ、自然の流れを読み取り、上手に潮流にのれるようになれば一流の経営者、一流のビジネスマンになれるのではないでしょうか。

少なくとも私はそうなりたいと思っておるのです。



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